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ほっこりとした風景〜季節を感じます〜その4

更新日:2014年11月12日

入居者さんの写真入り「ウチワ」

  特養なごみでは、開設2年目から毎年盆踊りの時期に恒例としている作品作りがあります。それは入居者さんの写真を貼りつけた「ウチワ作り」です。毎週水曜日にクラブ活動として、設立当初から来て頂いているボランティアのお二人と入居者さんで毎年作っています。沢山持っている方は今年で9枚目です。中には「こんなに年取ったわ!」と仰られる方もいますが、その方とのなごみでの暮らしを振り返り、「この時期は少し痩せてるね。」「この年は〜に行きましたね!」等、一緒に見て会話も楽しく弾みます。

 皆さん、いつまでもお元気でいて下さいね。来年もまた1枚増やしていきましょうね!

入居者さんの写真入り「ウチワ」

盆踊り

 地域の盆踊りにも参加しました。特養なごみは地域の方も沢山入居されており、以前お住まいになられていたご近所さんとの再会に、会話にも花が咲きました。盆踊りには沢山の地域の方、他部署のご利用者さんも来られており、地域との繋がりを感じる一面でした。

盆踊り

敬老の日

 9月に入ると、敬老の日です。今年も職員から入居者さんへ、日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントをお渡ししました。入居者さんの今まで歩んで来られた人生やその方の性格、日頃の関わりからどのようなものをプレゼントすれば喜んで頂けるか?相手の立場に立って考える、人を支援するにあたり必要な視点の一つです。喜んで頂けたかな??

 詳しくは企画担当の職員の書いた記事を読んでくださいね!!

敬老の日

7回特養なごみ作品展&バザー

 10月は以前このページでも告知させて頂いた「第7回特養なごみ作品展&バザー」を開催致しました。詳しい内容は後日、企画担当の職員が記事を書かせて頂きますが、私がこの企画を実施して嬉しかった事を書きたいと思います。それは「職員の成長」です。

 特養に就職して2年目の職員がこの地域も取り入れた企画を実施しました。日々の業務もありながらも、担当者同士で連携を図り、「これしたいですね!私これします!」など自分達から積極的に企画を成功させようと準備を進めていく姿が見られました。一年前は「どうしましょう?」という声が多かった職員達。しかし一年前とは違い、自分達から自然と出てくる言葉を聞いて、社会人として、また支援者としても成長したと思う一面でした。

 以前、私の先輩が仰っていました。「仕事勿論、何事にも積極性や自主性が大切!」と。

 先輩に教えて頂いた事を、この企画担当者以外の職員にもっともっと伝えていかなければと、ふと感じた企画でした。企画の記事をお待ちくださいね!!

7回特養なごみ作品展&バザー

お別れ

 8月の下旬に約5年間、入居されていた方がご逝去されました。お通夜に参列させて頂きましたが、「なごみに住めて母は幸せでした。」とご家族のお言葉、「ありがとう。」と微笑んでくれているかのような入居者さんのお顔に、手を合わす職員の涙にグッと胸が熱くなりました。

 設立11年目を迎え、当初から入居されている方は5名となりました。お部屋を覗くとニコッと微笑んでくれた方がいなくなる…とても寂しく悲しい事も多々ありました。

 しかし新たな出会いもあり、またその方が私達職員を笑顔にしてくれる。そんな素敵な繋がりを日々、感じています。

介護主任・上村