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新年明けましておめでとうございます

2018年1月

新年を迎えるなごみ

 皆様方のお力添えをもちまして、なごみも無事に新春を迎えることができました。

 さて、2017年は、福祉業界でいえば、人員不足・人材不足・報酬減によるダメージ・質の問題と次々と大波が押し寄せました。

 なごみもご多分にもれず、一時は大変厳しい状況下にありましたが、年末までになんとか人員を確保し、他部署からのヘルプをうけながら、ライフサポート協会の職員が一丸となって乗り切ることが出来ました。

 2018年は医療・介護保険の制度改正が実施されます。平成30年度予算編成への折衝で、診療報酬・介護報酬・障がい福祉サービス等の報酬の各改定率を正式に決定され、トータルではわずかながらプラス改訂と厚生労働省より発表されました。ただし、加算も含めてのプラスであり、基本単価は「適正化」されると言われております。
言い換えれば、基本は適正化の名の下に減額しつつ、人材確保に窮する事態を受けてと、ある程度高い介護度に応じた負担感を反映する部分を中心に加算で増額するという方針と見ることができます。

 本来ならば、生活の質を評価する多様な指標もあってしかるべきとは思いますが、利用される方の介護度や職員の資格保有率や経験年数といった数字でしか評価がされにくく、質の評価の指標としては一面的でしかないという思いはありながらも、その面からでも高い評価を得られるよう日々の取組みを進めていきたいと思います。

 いかなる変化があろうとも、皆さまのご期待に沿うべく、「ライフサポート協会でよかった。なごみでよかった。」と思っていただけるよう、目の前の方々を大切に、その先の課題にアプローチしつづけたいと思っております。

 2017年度(2017・4~2018・3)のなごみ特養は「喜怒哀楽をともに」をモットーに取り組んおります。

  人生をともに歩む伴走者として、楽しいことは掛け算・悲しいことは割り算で・・まるで 夫婦・家族のようなモットーですが、生活のある空間を共にするということはこういうことではないかと思っております。

 人は喜怒哀楽を共にすればするほど特別な人、特別な存在になると思っております。

  人生の最期をなごみでと仰ってくださる方々に対して真摯に向き合い、なごみで、最期のそのときまで、尊敬され、暮らし続けられる空間になるよう楽しいことだけではなく、人生の機微をともに、思いをはせ、それぞれが特別な存在になれるよう、私たち一人ひとりが力をつけていきたいと思っております。

 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 みなさまのご多幸とご健康を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。

(なごみ総合施設長 福留千佳)

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