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ライフサポート協会運営協議会(第1回)を開催しました

更新日:2017年8月24日

 2017年8月2日にライフサポート協会の第1回目の「運営協議会」を開催いたしました。運営協議会とは、地域の代表者や利用者又は利用者の家族の代表者等が参加し、意見を聴く場として位置付けることにより、地域や利用者の意見を法人運営に反映させることを目的とする機関です。社会福祉法人として設置は任意ですが、ライフサポート協会は定款に定め、設置いたしました。

 委員は、「地域の代表者」「利用者または利用者の家族の代表者」「その他理事長が適当と認めた者」という基準で選考されました。(→運営協議会委員名簿

 当日は初めての顔合わせということもあり、多少の緊張もあったと思いますが、利用者アンケートなどの結果(→リンク)や年間事業計画(→リンク)を資料として、ご意見を頂くことができました。

  • 「きずな」の運営推進会議に呼ばれました。そうである以上、特別な時よりも普段のことを知らないといけないと思い、たびたび顔出しするようにしています。身の回りのことをひとりでできるという利用者も少ない中、職員はよくやってくれていると思います(梶川委員)
  • 「特養なごみ」に以前は父、今は母が入居しています。食事への低い評価が報告にありましたが、嗜好というのは個々人で異なるので、味付けを変えたところで別な方が不満に思われるということもあります。ただ、嗜好調査をおこなっているのか?おこなっていたら反映させているのか?というところではまだ検討の余地があるのではないでしょうか。(井川委員)
  • 総セン通所の利用者でも給食をとらずに1階でラーメンを食べるかたもおられます。味付けの嗜好だけでなく弁当箱に入った見た目の問題もあるのではないでしょうか(大川委員)
  • 食事関係では結局のところ、各事業所で作りたてを食べるのがいちばんではないかと思い、であいのグループホームや小規模多機能に加え、昨年度からはきずなも事業所内調理に切り替えてきています。なごみでは調理する職員の確保などの問題、障がい部門では就労支援等別なプログラムもあるため、厨房から取り寄せになっていますが、自分たちで作る日も設定するようにしています。また、せめて嗜好に合うようにと、高齢施設では給食にしても選択メニューを取り入れています。なごみの栄養士も特養中心ではありますが、利用者のもとに顔出して意見を聞いています。(村田理事長)
  • 会の趣旨を説明されたが、意見を聞く機会として年1回でいいのかという思いはあるし、講演会など行事を行なう場合は前後で何回か開催もあってもいいのではないでしょうか(柴谷委員)
  • 私の父が以前「であい」で、現在は家内の母が「であい」でそれぞれ利用してきましたが、家内は職員の動向(入退職異動等)をよく見ていて、私は全体の雰囲気しか見ていないように視点が違うと気づきます(大野委員)
  • であいは地域でも評価が高いです(柴谷委員)
  • 特養で職員退職があるのはある程度やむを得ない面もあります。かなり厳しい仕事でもあるので。「大領COCORO」でも重い障がいのある方が多く、ケアを要する度合いが高まっている。そんな中で同性介助を求められても大変な状況です。私のPTという立場からも「抱えない介護」など手法を研修等で伝えていきたいと考えています。(大川委員)
  • 高齢者は女性が多いためか、以前は職員も女性が多かったのですが、近年は若い男性も増えてきたと感じます。他方で退職する人も多く、入れ替わりが大きい。利用者も男性が増えてきて、男性だからというわけではないでしょうが、デイなどを見ていても利用者との会話なくパソコン打っている様子が見えるのは気になります(井川委員)
  • 「じらふ」で子どものころから利用してきて、現在は成人したので大人の制度で利用しています。昼食(給食)も大人の通所になってから利用しているが、職員の説明では「高齢者向け献立」になっているとのことも、メニュー自体が若い人向けになるわけでもないので。月1回のカレーの日は心なしか本人の様子も嬉しそうに感じます。あと要望というのではないのですが、前年まであった「1泊旅行」がなくなったことには、職員からは「ボランティアなど確保難しく手薄なので」とだけ言われたが、少ない機会なので続けてほしかったです(高橋委員)
  • 確かに職員が言うように、夏はじらふキャンプと重複しますし、秋はボランティアの主軸を担う学生が通学再開するので確保が難しくなります。ただ、通所の旅行は、全面廃止ではなく2年に1回など頻度を落としてでも継続するようにも聞いている。また宿泊ではなくても日帰りの行事は今年もおこなうので、また現場とも話し合ってみたいと思います(原田常務理事)

 法人事業の多様さを反映し、ご意見もいろんな部署で関わる方から、いただけました。また、法人の活動内容や福祉課題について地域にも伝える場として、「講演会」「イベント」などの機会提供も行なってほしいなどの要望もありました。今後とも、これらのご意見を参考に、地域に根ざした法人運営を心がけますので、よろしくお願い致します。